2024.3.17 定例報告

 

参加人数が少ないながらも、濃厚な学びの場となりました。

 

私はうちの中学生男子のことを、説明が下手だと思っていたのですが、

話したくないから喋らないのかもしれないとメンバーの発言から気づきました。

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(勇気づけの歌)

思いを相手にわかってもらうため

あるいは相手の思いをわかるため

まずは言葉で思いを伝えあう

言葉の力が関係作り出す(16)

 

相手の話をじっくり聴くために

体と心を相手に向けなおし

興味をもって耳を傾けて

さえぎることなく最後まで聞こう(17) 

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私は「子どもの話を聴こう!」と意気込むあまり、

子どもが話したいと思っているかどうかに注意を払っていなかったようです。

私が子どもの話を聴きたいと思っているのであって、

子どもはある話題に関しては話したくないと思っているのかもしれません。

 

昨日は1時間近く二人でお喋りを楽しみました。

アドラー心理学のおかげでとても良い関係が築けていると思います。

子どもが何か困ったことがあったら、私に話をしてくれるような関係で

これからもいたいと思います。

 

2024.2.12 勇気づけの子育て体験会

神戸市長田区で体験会を開催してきました。

お呼びいただきまして、ありがとうございました。

勇気づけの子育てを体験していただき、お子さんのお話を伺ううちに

表情がパッと明るくなって、笑顔で帰って行かれたのがとても印象的でした。

 

・体験会があっという間に終わってしまいましたので、パセージにもぜひ参加したいと思っております。

・毎月の勉強会にも参加したいので、日程を教えてください。

など有り難い言葉をいただきました。

 

2023.冬

冬のパセージ。

リーダーをお呼びして、一緒に学んでいきます。

 

どこに向かって子育てしていくのか。

子どもの話を聴くとは、どういうことか。

子どもを援助するとはどういうことか。

 

メンバーが力を合わせて学んでいます。

2023.9 勇気づけ講座

 

AIJ特殊講義と演習「勇気づけ」

一日目は講義。

二日目は演習。

 

遠く他県からも泊まりがけで何人もの方に

ご参加いただきました。

帰る頃には、みなさん爽やかなお顔になられていたのが

印象的でした。勇気づけとはどういうことか、体験から

学ばれたのだと思います。

 

大阪や京都、鳥取、岡山から1時間ほどで姫路に来られますので、今後も姫路アドラーグループnascitaのシェア会などに来ていただけると嬉しいです。

また、年に1回はこのような外部講師をお呼びする場を

作りたいと思います。

 

 


2023.9 例会報告

初参加。大阪住まいなので、声掛けがなければ、ご縁はなかったかも。 午前の参加者は4名と少なめ(?)、でしたがその分、

参加者の日頃の悩み、エピソードを深く掘り下げていけたのは良かったと思います。

午後からは更に参加者が減って2名となりましたが、

私の職場でのスタッフとのチームワークのエピソード分析を丁寧に行なっていただき、
さまざまな気づきを得ることができ、また過去に受講した基礎講座の振り返りもできてありがたかったです。
今更ながらアドラー心理学の奥深さを垣間見たような。 本を読んだだけではアドラー心理学は理解できませんと、野田さんがおっしゃっていたことを改めて噛み締めています。 毎回の参加は難しいかもですが、これからよろしくお願い致します。

 

2023.8 例会報告

最近陰性感情をもった息子とのやりとりについて、ロールプレイをしながら、勇気づけるにはどうすればいいかを学びました。
今回の事例は、五歳の息子が、食事に集中しないことです。
ごはんを食べている途中で、席をたって、他のことをしようとするので、私はもやっとします。
これについて、ある瞬間のやりとりを、ロールプレイしてみると、
息子の気持ちがちょっと分かるのです。
たとえば、「え、みんな席たっちゃって、ぼくひとり?!」みたいな息子が感じそうなことが。
でも私としても、息子が社会と調和してくらせるために、学んでほしいこともあります。「席についてごはんをたべる」とか。
この私の学んでほしいことを、陰性感情を使わずに、協力的なやり方にするには、どうしたらいいか。
グループみんなで考えることで、陰性感情をもっていた私の対応が、息子を勇気づける対応へと変わりました。
アドラー心理学の学びの場にくると、陰性感情をもたないで、子どものためにできることがあるのだと、気がつきます。
自宅に帰って実践しながら、子どもと協力的な関係でいたいとおもいます。
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(以下の文章は、事例提供者に確認いただいています)
・事例【シチュエーション】
 事例提供者(以下、母)、5歳男児(以下、男児)、0歳の幼児(以下、弟)、夫
 朝7時30分~8時、朝食時のシチュエーション
・家族全員で朝ご飯を食べていた。母・夫・弟は食事が終わり、テーブルから離席した。
男児のみ朝食を続けていたが、ほかの家族に気を取られテーブルから離れようとする。 【本日の議論のまとめ】 ・母は男児に対して「先に終わらせるべき事に集中してほしい」と考えていました。
食事においては「テーブルから離席せずに食事に集中してほしい」と考えています。 ・母は男児が、家族全員が離席した後にテーブルから離れようとした時に1回、
母のスマホに反応しテーブルから離れようとした時に1回、男児に朝食を優先するように促し、
母自身は家事や外出の準備をするためにリビングから離れます。 母は朝食に集中せずテーブルから離れようとする男児に困惑するものの(感情-1)、
自身の用事を終わらせた後に男児の食事が完了していることを確認し、ほっとします(感情+2)。 ・この時のシチュエーションについて詳細を聞き取りし、メンバーでロールプレイを行いました。 男児はテーブルに一人となった後、時間は掛かりましたが自力で朝食を食べ終えています。
また、「テーブルに一人きりになる」「他の家族は食事を終えて別のことをしている」等、
食事への集中が欠けるような状況であり、男児の行動は「不適切な行動」ではなく、
母と男児の間で「目標の一致」ができていなかったために起こされたものと考えられます。 ・母は「テーブルから離席せずに食事に集中してほしい」と考えていますが、男児にその認識はありません。
母の思いは「男児の食事が終わらないと自身の用事が完了しない」ために生まれたものであり、
男児に対して競合的な態度を取っていたのではないかと思い直します。 ・母は男児の成長に感謝するとともに、相談しながら学べるよう、
食事の際は母がテーブルから離席する前に「今の食事に集中する」ために、「男児と約束をする」ことにしました。 【気づき】 ・私も5歳女児の子育てをしていて、家事・育児においては似たようなシチュエーションを経験したことがあります。
こどもの食事や準備を待つ余裕がなく、自身の用事を早く済ませたいために、こどもに対して競合的な態度を取ってしまうことがあります。 ・そのように親の態度に対して、こども自身が「どう思うか」、「どうして欲しいか」相手の立場になって考え行動することで、
協力的な接し方ができるのではないかと考えます。
細かいことでも「コミュニケーションを取りながら協力する」姿勢が重要であると再認識しました。

 

 

 

2023.春 パセージ・プラス

海の京都アドラーグループの植田友香理リーダーに来ていただいての姫路初パセージ・プラスが終わりました!

 

写真には載ってないけど、幼児さんを子育て中のパパも参加してくれていました。赤ちゃんも一緒に来てくれたり。

とっても楽しい会でした。

 

困ったことがあると、自分にとってどう困るのか、どう解決するのか考えるものだけど、「これは私と子どもにとってどういうことだろう?家族にとってどんなできごとだろう?私には何ができるだろう?」とコースの中で何度も考えていきました。

 

親と子が、尊敬して、信頼して、協力して暮らしていく。

とっても素敵な子育てだな~と思います。

2023.4 例会報告

4/16(日)男性1名 女性3名

エピソード分析勉強会。

夫婦の事例を扱いました。

もともと仲のよいご夫婦のお話でしたが、みんなで考えるうちに、さらに協力的な暮らしが見えてきました。

 

 

4/23(日) *事例提供者に内容を確認していただいています。男性1名 女性3名 乳児1名 

・事例【シチュエーション】 
 母、5歳男児(以下、男児)、0歳の幼児(以下、弟) 
 朝8時過ぎ~9時、保育園に行く際のシチュエーション 
・男児が制服に着替えをするが弟をあやしたり、リビングでテレビを見たりして着替えが 
中々終わらない。月に2~3回遅刻している。 
  
【本日の議論のまとめ】 
・事例提供者(以下、提供者)の方は「家を出発するのが遅れる」ために男児に対して「スムーズに着替えてほしい」と考えていました。何回か男児に声掛けを行い、着替えを促しますが進みが遅く、提供者は表に出さないまでもイライラします(感情―2)。 
・この時のシチュエーションについて、提供者の方に詳細を聞き取りし、メンバーでロールプレイを行う中で「男児の行動」は「不適切な行動」ではなく、お母さんと男児の間で「目標の一致」ができていないのではないかと思い至りました。 
・提供者の方の「着替える」は「保育園(外)に出かけるような状態」を指し、男児の「着替える」は「衣服を脱ぎ着している状態」を指している。提供者が何回かに分けて「着替えようね」と言っているが、男児からすると「着替え」は今進行中であり、「着替えが完了すること」までが目標に含まれていない可能性があるのではないか。 
・提供者は今後の対応として、男児と目標を一致させるための行動を起こした後、「手を出さないで学ぶ」ことを選択し「着替えを見守ること」にしました。 
  
【気づき】 
・私も5歳女児の子育てをしていて、似たようなシチュエーションを経験したことがあり、最初は男児の行動は「不適切な行動(1.称賛を得る)」に値するのではないかと思いました。しかし、男児は元気よく弟をあやし、着替え自体は手を借りずに完遂しており、細部に注目すると、目的をもって「不適切な行動」を行っているわけではなさそうです。 
・もしかしたら「家族一緒の時間を長く過ごしたい」から着替えを遅くしているのではないか、「お母さんと男児の目標が一致していない」ために思いがうまく伝わっていないのではないか、実は男児は家の状況をよく把握していて「まだ着替えなくても間に合う」と思っているのではないか、など色々な可能性が考えられました。 
・「よくある風景」ですが、シチュエーションによりいろいろな可能性が考えられ、他の方の意見から新たな発見が得られたように感じました。 
  
【感想】 
・今回初めて参加しましたが、事例を元に「アドラーの教え」のどの部分に着目すればよいか、ファシリテーターのの進行により気づきを得られたと思います。まずは、自分の家のシチュエーションはどうだったか、意識してみようと思いました。また、幼児期における「2人のコミュニケーション」の重要性を再認識し、忙しい日常でも少し立ち止まってコミュニケーションをしようと思いました。 
 

 

2023.3 例会報告

時:2023326日(日)

 

午前 女性2名 お子さん1名

はじめての方が小さなお子さんと一緒に参加してくださいました。
とってもとっても可愛くて、その子が何をしてもずっとニコニコ見ていられました。
最後、その子が私に近寄ってくれて、「私には能力がある」「人々は仲間」の世界に生きてるんだな〜と感じ、
私の体の感じも緩まって、一緒に幸せな世界にいる気がしました。
さて、私は自分の子どもに、この体の感じで向き合っているかな?
子どもにこれを言ったら、機嫌を悪くするんじゃないかな?
怒るんじゃないかな?
そんな風に考えてる私は、子どもを信頼していると言えるだろうか?
子どもに何が伝わっているだろう?
そんなことを考えました・・。
 (小学生の母)

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午後の部:13時~15時30(エピソード分析の勉強会)

参   加:女性2名(リーダー含)、男性1(事例提供者)

 

報告者(わたし)の事例を取り上げていただきエピソード分析を行いました。

職場で2年目の新人社員(以下、Kさん)を指導したときに陰性感情を抱いてしまったエピソードです。

 

<エピソード>

わたし:経理部に提出する資料の期限は、明日だよね?(-1

Kさん:はい(-2

わたし:君、明日、有給休暇だよね?

Kさん:はい(-2

わたし:じゃあ、いつやるの?

Kさん:今日やります。

わたし:うん、わかった(-3『諦めに近い呆れ』

 

 2週間以上前からKさんにお願いしていた仕事の進捗を確認すると、期限の前日にもかかわらず、何もできていない状況でした。また、以前から、期限ギリギリになるまで仕事を放置することが常態化しており、都度、指導していましたが、一向に改善されません。そのため、諦めに近い呆れの感情を抱きました。

 

 グループで話し合い、ライフタスク、対処行動、仮想的目標は以下の通り、設定しました。

 仮想的目標:○○という理由で遅れてしまいました。申し訳ありません。XXまでに提出します。

            次回から遅れないように、自分のOutlookに期限設定しておき、必ず期限を守ります。

            期限2日前の朝一番に、そのときの状況を報告します。

   

 対処行動   :経理部に提出する資料の期限は、明日だよね?

   

 ライフタスク :資料を確認すると、Kさんは何もしていなかった。

 

 今回の仮想的目標は競合的と判断したため、ライフタスクで抱く陰性感情から、わたしの私的感覚をあぶりだすと以下の通りでした。

  「自分の行動による影響をわきまえる」をよしとする

  「好き勝手な振る舞い」が許せない

※ ライフタスクの陰性感情:なぜギリギリまで放置するのか?/なぜギリギリまで報告しないのか?

 ここで、リーダーからパセージのテキストを振り返り、Kさんに働きかけることはないかという提案を受け、わたしは、24-L「目標の一致」ができていないことを悟りました。目標の一致」をするには、その前段階として相手の話を聞く必要がありますが、それができていませんでした。いえ、正確に言うと、わたしの思い込みがそれをさせなかったのです。「どうせ、何を言っても無駄だろう」という思い込みです。また、別の私的感覚が影響しているかもしれません。職場という(わたしにとっては)希薄な関係性の中で、Kさんに向き合い、自分の時間を費やすのがもったいないというものです。このようなプロセスを経た結果、わたしは、『諦めに近い呆れ』という結末を体験しました。今後については、このままの状態を保つのか、もしくは、職場での人間関係に向き合うのか、という決断をする必要がありま

 

 今回の事例で一番の気づきは、「人間は非合理な判断を無意識に行っている」ということです。仮想的目標では、期限2日前の朝一番に、そのときの状況を報告することを望んでいるにもかかわらず、わたしは2日前に行動を起こしていません。さらに、エピソードの第一声では、「経理部に提出する資料の期限は、明日だよね?」という解決につながらない確認をしています。なぜなら、期限の前日であり、次の日は有給休暇であることから、この日にこのような確認をするのは非合理です。この発言は、入社2年目の新人社員にマウントをとり、優越感に浸りたいという、わたしの思いによるものだと推察します。このようなくだらない意識はさっさと手放して、もっとどっしりと構えた生き方を選びたいと思いました。そのためには、なぜ、わたしがそのような優越感に浸りたいのかという理由があるはずなので、エピソード分析を通じて、理由の背後にある私的感覚を見つけるつもりです。

アドラー保育連盟の講演を聞いて学んだこと

『親の価値観と子どもの価値観』(2023.01)

小中学生の子ども達とボードゲームなどで遊んでいると、負けそうになった子どもが泣いたり怒ったりして困っていました。
小さい時からずっと続いていたけど、最近解決したのでシェアします。
今までの私の「楽しく遊ぶ」とは、無言で熟考して、手加減なしで真剣にすることでした。
そうすると私は楽しいのですが、子どもはあまり楽しくなさそうです。楽しく遊んでいたはずなのに、
負けそうになった子どもがグズグズ言ったり、オセロを家中にばら撒くとか、トランプ折るとか、兄弟げんかが始まるとか・・。
最近の私は、崩し将棋では「あぁ、崩れそう〜」、挟み将棋では「あぁ、しまった〜。挟まれる〜」と
ドキドキを楽しみながらゲームをしてみました。いつもは無言で真顔で真剣な母がキャッキャ言いながら遊んだので、
子ども達はすぐに変化に気づき、「お母さん、楽しそう!どうしたん?」と聞かれたました。
私が「楽しいね〜。挟めそうでドキドキ、挟まれそうでドキドキ。真剣にやって、取っても取られても、
こんな風に楽しめるんだね〜。」と言うと、子ども達もにこにこしました。
私自身はどちらのやり方も楽しかったのですが、子ども達の反応は違っていました。
今までの私の目的はゲームに勝つことで、勝つために私が大事にしているのは、
「先の展開を考える」「相手の出方を予測する」など、よく考えることです。
ゲームに負けるのは、よく考えていないからだと思っていました。
私の価値観から外れた子どもの行動に私がどんな対応をしたのかを思い出してみると、否定的だったように思います。
熟考する子どもには肯定的な反応をして、判断の早い子どもには「もう置くの?」など否定的な反応をしました。
そういった私の対応に、子どもはどう感じて何を考えたのか。
もしかすると子どもは、「じっくり考える子はいい子で、私みたいに考えない子はダメな子とお母さんは思っている。
私はダメじゃないもん!!」と考えたのかもしれません。
そうだとすると、何としても私はオッケーだと思いたくて、否定されたくなくて、
泣いたり怒ったりしていたのは当然だったと今は思います。
子どもには子どもの価値観があり、私とは違うゲームの楽しみ方がある。
私の価値観を受け入れることもあれば、受け入れないこともある。知らず知らずのうちに、
私はいつも子どもを否定していたのだとわかりました。
全然違う価値観を持った私も子ども達も、ドキドキを楽しむのを目的にゲームをするのは楽しい時間でした。
楽しくゲームする道がようやく見つかったことが嬉しいです。
仲良くゲームするにはどうしたらいいかという目先の話だけでなく、価値観の違う人同士が仲良く暮らすには
どうしたらいいのかを考える機会になりました。

 

私も相手も全然違う価値観を持ったまま、仲良く暮らす道があるのですね。

2023.1例会報告

2023.1.22(日)

午前 女性3名

 

小4男児の母です。

今回は私の事例を取り上げてくださり、ありがとうございました。
私の家では、食事が終わったあとの食器は自分で台所へ持っていくルールになっています。
ですが、最近子どもが持っていかずに、食事が終わればすぐにファンヒーターの前に座ってゲームをしたり、テレビを見たりしています。
どうしたらいいかなー?と悩んでいました。
ある日、夫が自分の食器を台所へ持っていったので、わざと子どもに聞こえるように大袈裟に感謝してみせた時のエピソードです。
子ども)ファンヒーターの前に座っている
夫)食器を持っていこうとしている
私)うわぁ、お父さんありがとう、めっちゃ助かるわー
夫)やっぱり食べたものは自分で片付けへんとな。これくらい自分でせなあかんよな。
子ども)(私たちのやりとりを聞いて)テーブルに寄ってきて片付け始める
私)ありがとう!助かるわー
夫とのやり取りで、子どもは食器を片付けてはくれましたが、子どもを支配してやらせたように感じが気になっていました。
ロールプレイで子ども役を体験してみると、やっぱり気になっていた通り、やらされた感じがします。
パセージの1-Lで確認すると「私は能力がある」と感じるけど、「人々は私の仲間だ」は感じにくいなと思いました。このやり方はあまり良くないことがわかりました。
ブレークスルークエスチョンズを使って、子どもの良い側面、学んでもらいたいこと、そのためにできる工夫をみなさんで考えてもらいました。学んでもらいたいことは「自分から食器を片付ける」、代替案は「課題の分離をして、いつ片付けるかは子どもの課題だが、母の困りごとを相談する。」になりました。
具体的には「そろそろ洗い物をしたいんだけど、お願いできるかな?」「テレビのキリのいいところで、持ってこれそう?」などと聞いてみる、です。
その後の子どもの様子を見ていると、自分から片付ける時もあるし、「今片付けたいから、お願いできる?」と聞けばすぐにやってくれたり、何も言わずにいるとずいぶん後に片付けてくれたりしています。
いつも私の気にいるようには片付けてくれないけれど、食器を片付けることは自分の仕事だと思ってくれているようです。
そして食べ終わったらすぐに片付けてほしいなぁと言う期待は私の課題なのだとも気がつきました。
しばらく様子を見て、またできそうな工夫を考えてみたいと思います。

ありがとうございました。

 

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1月22日午後の部。
エピソード分析勉強会(13時~15時)、参加者は4名。
私の事例(相手:小4男児)を取り上げてもらいました。

メンバーさんお二人と私はこの日お初で、
私や息子の様子や性格など、なかなか想像しづらかったと思いますが、
たくさんの質問から協力してくださいました。

エピソード→ 洗濯の段取りで、予洗いのためカゴから仕分けをしていました。
⑴体操服に汚れ(絵の具?と判断)が付いているのに気づきました。(ー2:怒り)

⑵私
「ちょっとコレ、何やったん!!絵の具なん?
汚れてるやんか! 気づけへんかったん!?」

⑶子 
「う~ん・・・言うの忘れてたー」(ー3)

⑷私
「気づいてるんやったら、ちゃんとカゴに入れる前に言ってよ!」

⑸子
「ごめ~ん」 (ー3)

⑹私
「お母さん気づけへんかったら、そのまま(洗濯機)回してしまうやん。
落ちひんかったらどうするん? 汚れることはしゃーないと思うし、怒らへんやん。
けどな、あとでお母さんが気づくってのがイヤやねんて!」

⑺子
「ごめ~ん・・・」(ー2)

⑻私
ムカムカしながら自分の作業に戻る。

ライフタスクは ⑴汚れに気づいたところ、対処行動は(2)です。
『気づく』というセリフが私から何度も出ていることに注目。
仮想的目標は競合的でしたが、メンバーさんのおかげで、
私的感覚→相手へ『前もって伝える』ことを私は大事にしているんだと見つけてもらえました。
息子に対してこんなに陰性感情をぶつけなくても、
『お母さんは前もって伝えて欲しかったなぁ・・』のつぶやきで終わります。
息子はこの事例で何度も謝ってくれてますが、
私の気持ちがこの一言で表せます。

私的感覚を拡げすぎて、この場面でのプラスの側面を
なかなか見つけられず、メンバーさんを少し困らせてしまいました。

今後、色々なことを『前もって(あらかじめ)伝えて欲しい』という私の願い、
陰性感情をのせなくてもすぐに素直に夫・息子に言えそうです。

本当にありがとうございました。

《大阪:ひとり息子10歳の母》

 

2022.12 例会報告

12/4(日)

午前の部 10時〜12時
女性4名
今回は、アドラー保育の歌を見ながら、エピソードの振り返りをしました。
私は保育士をしていて保育園で働いている時は、第三者の目線になって声かけに気をつけていますが、家ではつい目先のことしか考えられなかったり、時間や気持ちなど自分の余裕での子育てになっているところがあるなと改めて感じました。
最近は三男のイヤイヤ期にどう関わったらいいかと頭を悩ませることもあります。
そんな中で、三男がお兄ちゃん2人を見ながら何事も挑戦して頑張っているけれど、朝の寝起きにトイレには行けたけれど、おしっこが間に合わず便座の前でもらしてしまうというエピソードでした。
朝はバタバタするので早く起きて欲しいなと思う気持ちとベッドにおしっこを漏らして欲しくない気持ちでトイレへ誘いましたが、ぐずぐずしていてなかなか起きない三男へのイライラをクールダウンさせるため一度その場を離れて、5分後くらいにもう一度起こしに行きました。
その時もぐずぐずとはいうものの抱っこをして欲しいと言ったので抱っこをして一緒にトイレに行きました。トイレの介助をするとその時々の気分で機嫌が悪くなるので、トイレのドアの近くで見守っていると自分で便座をあげ、ズボンを下ろそうとしているところでおしっこが出てしまいました。私は気持ちはー3くらいのもやもやした気持ちでしたが、朝から怒るのも嫌だと思い落ち着き無言でその場を拭き、無言でシャワーをして、一緒に着替えをしてから話をしました。
その時は、それで良かれと思って無言で過ごしていましたが、実際にロールプレイをすると失敗してしまった悲しさと怒られるのかな?と不安に思う気持ちで無言の時間があまりにも耐え難い時間でした。
ロールプレイの後に、いつものように良かったところを確認していると、三男のいいところや頑張っていることをより一層気がつきました。何を学んで欲しいか明確にすると、無言ではなく、初めての失敗に対する声掛けや気持ちの共感によって、これからどうしたらいいかを一緒に考えていけると思いました。
毎日の出来事の中で、マイナス感情をつい無言でスルーしてその場をやり過ごしていることも多々ありましたが、無言でなく+勇気づけの大切さをとても感じることができました。
失敗はしたけれど、次はどうしたらいいかを経験したからこそ一緒に考えられるいいチャンスなので、チャンスを負の感情で消してしまわずに一つ一つ取り上げて、コツコツと親子関係を築いていきたいなと思えるとても学びの多い時間でした。
(8歳 4歳 3歳の母)
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アドラー育児のうた
  作 野田俊作
どんなときでもプラスを見
学んでもらうことを決め
よい学び方を考えて
やさしくきっぱり育てましょう
手を出さないで学ぶのと
相談しながら学ぶのと
どちらがよいか考えて
子どもの自立を助けましょう
成功したら喜んで
失敗したら相談し
目標を決めてひとつずつ
前に進んでいきましょう
おおやけ心と常識と
世間を渡る算段を
身につけるよう勇気づけ
子どもも親も育ちましょう
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午後は「グループでのエピソード分析」勉強会でした。
男性1名
女性3名
 

例会が終わってから、会で取り上げた事例と自分の子どもの事例をつなげて考えました。

親が子どもの行動を困ったなと思うとき、子どもは何を感じ、何を考えているのか。 

 

ちゃんと歯磨きしてるか気になって、いつも「歯磨きは?」と声をかけていました。声をかけないでほしいと子どもに言われても、つい?気になって?声をかけることもありました。子どもは、「自分で自分のことができる」と感じなかったと思います。「お母さんは私を信じてくれない」と感じていたかもしれません。 

 

私は「だって言わないと、あなたちゃんと毎日歯磨きしないじゃない!」と内心思っていました。では、毎日のように声をかけた結果、歯磨きをするようになったかというとどうでしょう。言えばやることもありますが、やらないこともあり。 

このまま声をかけ続けるのが勇気づけになるのか、お任せするのが勇気づけになるのか。 

 

今はお任せすることにしています。 

歯磨きだけじゃなく、子どもが自分の健康を考えようとしている時、しっかり寝ようとしているとき、あたたかい服を着たとき、ごはんを全部食べたとき、たくさんの場面で正の注目をしようと思います。

きっと子どもは大丈夫だと信じて、私にできることをしていきます。 

(小学生の母) 

2022.11 例会報告

日時 11/20(日)

 

午後は2人の参加で、お互いに事例を報告し、勇気づけの歌の(9)から(19)を読んだ後、

私の事例をエピソード分析で考えることになりました。
板書なしでノートにとることもなく、あくまで私の認知の範囲で書けることを書きます。


 相手役は、30年ほど付かず離れずのお付き合いがあり、私にとって、それなりに安心感のあるAさんです。
 0.3くらいの怒りの感情の起きたライフタスクを出し、

キラキラ目標を「伝えるべきことは伝えないといけないけど怒らないで伝えたいし相手の話を聞かないとね。」としましたが、

「もうありませんか?」と進行役さんから聞いて頂いて

「そんな方法あれば勉強したいです。」もつけました

この目標を点検したのち、これをAさんに言ってほしいという私の目標を競合的と捉え、私的感覚を探しました。

 私的感覚のマイナスは、「マイナスの感情ことに怒り)とともに自分の価値を伝える」プラスは「穏やかに自分の価値を伝える」です。

 ライフタスクの、Aさんの言葉の中のプラスの側面は正義感とか責任感です。
 さらに、お世話役さんから「このときどんなことを考えていましたか」と聞いて頂き、

「私は、残る人生、少しでも世の中や次世代の役に立てるのであれば、

と願って勉強しているのでAさんも一緒に勉強できたらいいな。」と答えました。
 「それをAさんに穏やかにお伝えするのはどうですか?」と聞いて頂き、

「できないことではないと思います。」と答えました。
 「世の中や次世代のために」というようなことは、わざわざ人に言うことではないと思ってきたのですが、

私は、持病も出てあと3年で70才!実際、できることは限られています。

相手の方も私より年上で長いお付き合い、となると、

言ってみたところでその方が嫌な思いをされるとかお付き合いに支障をきたすとかいうことも考えにくいです。

仮に「よろしければご一緒にお勉強しませんか?」と言ってもご興味がなければお断りになるだけの話しです。
 折を見てやってみます。
 
 思いを相手にわかってもらうため
 あるいは相手の思いをわかるため
 まずは言葉で思いを伝えあう
 言葉の力が関係作り出す (16)

 

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小学4年生の子どもとのやり取りで気づいたことがあったので、

例会でシェアしました。本当に些細な気づきです。だけど、とても大切なことだと思います。

 

エピソード

お湯を注ぐだけのはるさめスープを作ってあげたら、 

子「かたい・・。」 ー0.5

私「え?どうしたん?」

子「いっつもはツルツルやのに、今日は固い。食べられへんことないけど・・・。」 -0.5

私「あら・・??」

上の子「俺が食べてあげよか?」-0.2

子「うん」ー0.2

 

なんとな~く私の中がザワザワしていて、怒ってるほどではないけど、イライラでもないし、

体は少し緊張していてマイナスの感情がある。

私は何を考えてるんだろう?あぁ!

『作り直してほしいなら、言葉ではっきり言いなさいよ』とか、

『おなか空くんじゃない?』と考えてマイナスの感情を持ってるな。

ぼんやりとそんなことを考えていました。

 

数分して・・

子「(小さな声で)おなかすいた・・」ー1

私「・・・」

子「(自分の布団に小走りで行き、布団にくるまる)」

 

ここでハッとしました。

スープを作ったのは私。

たぶんお湯の温度が低くて失敗したのだと思う。

どのくらい固かったのかはよくわからないけど、困ってしまうくらいには固かったんだね。

それなのに私を責めずにいてくれたんだ。

私が失敗したから晩ご飯のおかずが一品少なくなったのに、

「してほしいことは、言葉ではっきり言いなさいよ」って違うんじゃない!?

もっと他のやり方があるんじゃない?

 

私が冷静になったので子どものところに行って、

「スープ作るの失敗してごめんね。

もしよかったら、作り直しましょうか?」と言いました。

子どもは大きく頷いたので、作り直しました。

それから上の子にお礼を言いました。

 

こうやって1つのエピソードを取り出して、どうすれば子どもと協力的な関係が結べるのか考えていくことによって、

私も子どもも変わっていくのだと思います。親はいつも様々なことを願って子どもに働きかけています。

私は一体何を子どもに学んでもらいたいのかな?このやり方で学んでもらえるかな?

子どもは私を仲間だと感じるかな?自分には能力があると思ってくれるかな?

いつも点検しながら暮らしていこうと思います。

 

大変地味で、砂場の砂粒をひとつひとつ磨くような作業だけど、

人が協力的になり、世界の明るい未来を築くことにつながるのではないかな~なんて、

ちょっと大きなことも考えました。

2022.10 例会報告

日時 10/30(日)

午前 女性3名
子育て中の悩みを共有でき、良い関わり方(よりよい勇気づけ)はどうしたらできるか?みなさんで考えているうちに、
私が子どもに何を学んでほしいか、つい一方的な声かけになってしまうのを
どうしたら正の注目を増やしながら気づける声かけになるかを整理することができました。
思い込みやこちらの一方的な感覚だけではなく、視点を変えて、勇気づけできてるかな?正の注目できてるかな?と
大人の自己点検が大切な理由がよく分かりました。
日々の生活のどの場面でも、今回の学びが活かせると思うので、
子どもそれぞれの違いを比べずに楽しみながら子育てをしていきたいた思います。
(7歳 4歳 3歳の母)
午後 女性2名

エピソード分析で、39才の息子との事例をとりあげて頂きました。

短い事例で、対処行動のほか、仮想目標は+4、感情は寂しさで-0.5というところまで自分で考えていました。

私的感覚は自分で考えてはいましたがピンときていませんでした。

進行役さんの助けを借り、目標+5まで上げたときは、なんだかうきうきした感じがしました。

それとともに、取り上げてもらいたいような事例で、+5まで自力で つけられるような仮想目標は出しにくいのかな、など思いました。

「考え」を聞いて頂いて、ぽつぽつと話し、進行役さんの助けを借り、私的感覚を出せました。

これを息子に押し付けて仮想目標にあげたような言葉を言ってもらいたいというのは、競合的と思いました。

おもしろいことに、ホワイトボードに書いて頂いた言葉を見ているうちに、

はっとして、対処行動の代替案を思いつきました。

仮想目標にあげた言葉の一部を、息子に言ってもらうのでなく、自分で言えばいいんだ!と気が付いたのでした。

人生の脚本の一場面が書き替えられたこと、ありがとうございました。

高齢者になって、先の短さを意識することが多くなってきたこの頃、

息子とであれ誰とであれ。出会える貴重な時間を大事に使いたいです。

 

 

2022.9 例会報告

例会報告 

2022.9.25(日) 

事例提供者さんが、それぞれ例会報告を書いてくださいました。 

 

《午前の部》 

男性1名 女性6名 子ども3名 

少し前からスマホを持ち始めた子どもとのエピソードを、みなさんと話し合いました 

ごはんを食べている時間は、スマホを触らないとルールを決めていましたが、ラインの着信音がなるとすぐに反応してスマホを見ます。その困った行動(不適切な行動)に、私のマイナス感情が出ていました。みなさんから、子どもの行動の中にある良かった行動(適切な行動)は、「友だちが困っているのではないかと思い、すぐに確認して返信してあげたいと思う優しさがあること」など教えてもらい、子どもの行動には必ず理由があって、私が勝手に不適切な行動と判断してしまっていたことに気付きました。また、ルールも一方的に決めていたので、子どもの話を聴いて決め直すことにしました。子どもの適切な行動を意識的に探していくことが大切だと思いました。 

 

午後の部 

男性2名 女性2名 

 昨日、姫路アドラーグループの午後の部「エピソード分析勉強会(第三回)」に参加しました。参加者は、リーダーとメンバー3名です。 

事例提供者は私です。登場人物は、娘(3歳10ヶ月)と私(娘の父親)です 
 
(エピソード) 
(1) 父 (夕食後)「お父さんと二階に上がる?」 
(2) 娘 「一階で遊んでる」(-1) 
(3) 父 「今日まだプリント終わっていないよね~」 
(4) 娘 「うん、お母さんとやる」(-1) 
(5) 父 「お母さん用事をしているから、お父さんと二階に上がって待っていようか?」 
(6) 娘 「一階にいる」(-1) 
 
 話し合いの結果、(3)を対処行動としました。ライフタスクは(2)になります。ライフタスクの感情はうまく言葉にできず、リーダーから「怒り、悲しい、後悔」だとどれに近いか質問され、「悲しい」を選択しました。仮想的目標は、私が考えたのは、<<「プリントやる」と言って二階に上がる>>、でした。その後、リーダーとの質疑応答があり、最終的に、<<「お父さんとプリントやる。それから、漢字カードもやりたい。絵本も読んでね。」と言って二階に上がる>>になりました 
 仮想的目標がプラス5点か、肯定文かなどの条件を満たしているかを確認し、すべての条件を満たしていました。代替行動は、私は「お父さんと二階でプリントしませんか?」にしました。話し合いの過程で、(3)が娘を責めるニュアンスがあるかもしれないと感じたから、また、迂遠だと感じたからです。そのため、ストレートな物言いにしました。リーダーからお願い口調に言い換えるとどうなるか尋ねられました。「お父さんと二階でプリントをやってもらえませんか?」は、私にとっては違和感がありました。私のためにプリントをやって欲しいわけではないからです。メンバーから意見が出て、「お父さんと二階でプリントしてもらえると嬉しいんだけどな」を採用しました 
 
 エピソード分析をして、回りくどくなくストレートに表現した方がよいと感じました。また、もう少し思いを込めてお願いしてみるとよいと感じました。同様のことが頻繁に起こるエピソードですので、今後、娘に対する対応や発言を少し変えて様子を観察します。 
 
 来年度来て欲しい講座の話し合いや「勇気づけの歌」の一部に関する話し合いがあり、過去二回よりもエピソード分析にかける時間が短かったです。そのためだけではないですが、仮想的目標は「協力的」としてエピソード分析することになりました。私は、「競合的」だと感じています。娘は「遊びたい」「妻のそばにいたい」と考えていると思うからです。ただし、プリントをすること自体は恐らく嫌ではない、特に娘が簡単に解ける問題は大好きだろうと私は感じています。 
 

2022.7 例会報告

姫路アドラーグループnascita例会報告
2022.7.24(日)
事例提供者さんが例会報告を書いてくださいました。
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《午前の部》
女性 5名   子ども 1名
2回目の定例会の参加でした。前回学んだ正の注目を増やし、負の注目を減らせるように自分なりに実践して、
今回は寝かしつけで困ったことを皆さんで話し合い、どうしたらよかったかを考えました。
毎晩、寝かしつけの時間になると私自身も余裕もなくなり、権力争いになってしまうこともあります。
しかし、今日みなさんの正の注目での気づきの中で、
時計が読めていること
絵本が大好きなこと
など、いいところを見落としていたことに気が付いたり、私の都合の良い提案で一方的だったなと思い反省しました。
正の注目をした上で、いろんな提案をして楽しい寝かしつけの時間になれれば、子供の勇気をくじかないいい方法を見つけられるのではないかと学びました。
(7歳 4歳 3歳の男の子の母)
《午後の部》
男性1名 女性4名
パセージプラスを一度受講しただけなので、これが日常での実践に結び付けられることを願い、今回、事例を出させていただきました。
 まず、やりとりを板書していただき感情を数字で表すと、私が、相手役さんに負の注目をした後、会話のやり取りごとに0.5ずつ負の感情が増えていき、「これを見て何か気づかれたことありません?」と聞いていただいたおかげで「ピンポンゲーム」の言葉を思い出すことができました。
 エピソード分析のアルゴリズムの図に合わせて、対処行動、ライフタスク、仮想目標を自分なりに考えていたのですが、仮想目標がキラキラ5点に届かず、ご意見いただいて5点としました。
 「思考」を聞いていただいたとき、あれこれとお話したのですが、思考ばかりが先へ先へ行ってしまっていたようで、進行係さんが声をかけてくださって板書の現場へ戻してくださいました。
 目標を競合的ととらえ、私的感覚が出せて、整理しながら、目標を協力的なものへ置き換え、代替案を出すことができ、型に沿って仲間と学べるありがたさを感じました。
 メンバーさんの出してくださったご発言ご感想を思い出しつつ、あらためて、私より年上の生徒さんである相手役さんのニーズを理解しつつ、くつろげる場を提供し続けたいと思います。

2022.6 例会報告

日時  :2022612日(日)

午前の部:10時~12時(パセージ導入の紹介)/女性5名・男性1名参加

午後の部:13時~15時(エピソード分析の勉強会)/女性3名・男性2名参加

 

<午前の部>

午前中は、パセージに初めて触れられる方(女性3名)を対象にした、初学者向けの演習でした。お子さん同伴での受講を可としていた為、賑やかな雰囲気に包まれていたように思います。このとき、例会を始めるに際して、リーダーさんが子供たちに「よろしくお願いします」と声掛けされていたことが、私には印象的でした。

最初に自己紹介、次にパセージのテキストの音読と続き、最後に各人の育児に関するエピソードを紹介し、そのうち1つのエピソードを取り上げ、深堀りしていくという流れで終わりました。

取り上げられたエピソードは、「幼稚園で、息子が、砂場でママの為に作っていた(彼なりの)作品をお友だちに壊されてしまった為、息子がそのお友だちを突き飛ばしてしまった」という事例です。参加者の皆さんから、いきさつや、過去のお友達との関係性といった状況整理を丁寧にして頂いたことで、1つ大きな気づきがありました。このエピソードの発表者の男性は、この事例から、息子さんに対して「謝罪をすること」と「暴力をふるってはいけない」という2点を学んでほしいという思いを持っていましたが、実は、息子さんは既にその2点を充分理解しているということ、これが気づきです。息子さんは理解をしつつも、大切なものを守る為に、どうしても手を出さざるを得なかったわけですね。

 

<午後の部>

 午後からは、既にパセージを受講されている方を対象にした、エピソード分析の勉強会でした。最初に「勇気づけの歌」の読み上げから始まり、早速にエピソード分析を始めました。

 午前中と同様、各人のエピソードを紹介し、そのうち1つのエピソードを取り上げます。(エピソードは育児に関するものに限りません)このとき、取り上げられたエピソードは、「病院の待合室で、息子がおもちゃに夢中になってしまい、診療時間に間に合わず、かかりつけ医と看護婦さんに待ってもらうことになった」というものです。しかし、なにぶん、参加者のほぼ全員が初めてのエピソード分析だったことから、戸惑いながらのスタートとなりました。まず、最初に戸惑ったのは、自分の感情を採点化することでした。「そのときの感情は何点ですか?」と問われ、私は困りました。つまり、私は自分の感情を陰性から陽性まで段階的に採点することができないライフスタイルであることに気づいたのです。

 次に戸惑ったのが、自分が相手(息子さん)に対して何をして欲しかったのかという「仮想的目標」の設定です。リーダーさんから「目標が満点となるように設定してください」と言われましたが、何度も「それで本当に満点ですか?」と促され、やっと仮想的目標を設定することができました。自分では、満点に設定しようと思いながら、無意識のうちに「ここまでで良いだろう」というブレーキを踏んでいたように思います。

 最後に、私はリーダーさんに「このエピソード分析をする目的は何ですか?」と質問したところ、参加者のお一人から示唆を頂くことができました。それは、「この分析を通じて、自身の無意識の考えをあぶり出していくことではないか」というものです。後日、私は、野田俊作氏の書籍において、以下の文章に出会い、腑に落ちることができました。

「無意識は基本的に信頼できるのだから、大筋はまかせておけばいい。意識は、ときどきちょっと手伝うだけでいい。」※

 

※引用文献:野田俊作(2016)「性格は変えられる」、創元社、p.104

 

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例会報告の内容について事例提供者に確認の上、掲載しております。
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パセージで子育て♪(2022.05.30)

自身の変化について、2点触れたいと思います。1点目は、息子の言動をしっかり観察できるようになったこと。
2点目は、息子のあるがままを肯定的に受け入れられるよう、意識が変わったことです。
今までの私は、良きパパ像を演じようと心掛けていただけで、実際には、自己中心的なコミュニケーションになっていたことに気付くことができました。
必要以上に息子のことを低く見積もり、本来の可能性に目を向けることができていませんでした。
また、息子の言動には意図があり、全て善意が基本になっていることを忘れていました。
息子に対して「ありがとう」「パパの考えを言ってもいい?」と声がけをするだけで、以前よりも、私に対して信頼を寄せている感覚を覚えています。
印象的だったことは、自身のエピソードを語った後に、皆さんから、私と息子の良い点をたくさん指摘頂いたときの温かさです。
言葉のシャワーを浴びて、普段、ほとんど褒められることのない私にとって、気恥ずかしい反面、
「これが勇気づけの力か」と自己肯定感が上がっていくのを体感することができました。
(5歳男の子のパパ)
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全体として感じたのは、頭で理解すること記憶することと、実践できることは別の次元の話だということです。
今まで本を読んだりして知識として持っていたものはあっても、それを使いこなすには実践・訓練が必要です。
特に「話を最後まで聞く」ということについても、実際に会話するときに試してみないとなかなかできないし、最初から上手に対応することもできません。
ついつい途中で口を挟んでしまいます。特に私は頭でっかちな傾向があるので、実践が大事だなと感じました。
勇気づけや課題の分離などについても、今後時間をかけてゆっくりと実践して身につけていきたいと思います。
(大きくなった子どものお父さん)
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「話を聴く」で提案されていることをしたり、何か言いそうになったとき、口チャックしてお腹の呼吸を意識して待つと、
その人なりの解決に向かう行動をしていることが多いとか、話してくれることが多いと観察でき、相手役さんたちの能力と、
自分の能力とが感じられ、前より強く仲間と思え、幸せでした。
この幸せにはちょっと努力がいるけど、その分、余計に幸せに思えるし、安心して自分のことが話せ、
同じアドラー心理学のテキストで学び合える仲間がいることは、とてもありがたいことです。
(こどもアトリエの先生)
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相手に能力があることを分かってもらう。味方であると思ってもらう。そう思って話すとなかなか大変です。
しかし相手を見下すことも無いし、感情的にならずに話せるようになりました
。(7才の男の子のおじいちゃん)
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相手の話をゆっくり聴けるようになり、自分の考えは10秒ほど待ってから返すようになりました。(気持ちだけ若いおばあちゃん)
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パセージ受講前は感情的にかっとなって、夫や息子にどなりつけることもたくさんありましたが、
パセージを受けてから感情のコントロールができるようになってきました。
パセージでは感情的にならない解決法をエピソードを用いて考えることができます。
具体的なエピソードを用いて日常のやりとりをメンバーで考えていくと、これまでは感情的になっていたところを、
別のやり方があるんだと分かりました。いままでは感情的な対処法しか知らなかっただけだったんだと思います。
パセージで学んだことを実践していくと、感情的だった私も冷静に対処できることが増えました。
アドラー心理学はお稽古ごとだと聞きました。これからも実践を続けて、いい親子関係を築いていきたいと思います。
(4歳男の子のママ)
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子育てに困っていませんでしたが、子どもに対してもっとよい関わり方があるのではないかと模索していました。
パセージ参加中、子どもに対して自分が困ったことをしていることに気付きました。
子どもが寝起きで機嫌が悪い時に、子どもの機嫌を良くしようとする行動を頻繁にしていました。
子どもは泣いていればお父さんがかまってくれると学んでしまったかもしれません。
また、子どもが自分自身で機嫌を直す能力を身につけるのを邪魔してしまったかもしれません。
パセージでは、子どもが(1)私は能力がある、(2)人々(家族など)は私の仲間だ、と感じられるように子育てをします。
基本はとてもシンプルだと思います。実際に行うのは難しいことも多いです。
学びっぱなしにしないために、姫路アドラーグループの例会があります。
コロナの流行及び家庭内の事情で定例会には一度も参加できていません。
しかし、リーダーがzoomでお話する場を何度も設けて下さったので、人のエピソードを聞いたり、自分のエピソードを話したりすることで、
パセージの内容を学び直し、日々の子育てに活かしています。
(2歳娘の父)

子どもを援助するには

ちょっと報告。
私は子どもの不適切な行動に注目していたけれど、注目すべきはそこではないと思いました。
パセージや例会では、うちの子こんなことしてて困るんです~というエピソードを仲間に聞いてもらっています。
うちの子の話を今までにたくさん聞いてた仲間が実際にうちの子に会ったらね、なんか思ってたのと違ってたらしいの。そりゃそうだよね。自分の話ばっかりするとか、兄弟げんかが凄まじいとか、うるさいとか、道ばたで動かなくなって帰れないとか、今まで色々なエピソードを話してきたからね。だけど実際のうちの子達は、周りのこともよく見ていて気遣いできて、場面によってはみんなのために静かにできるし、実は兄弟仲良しだし、とってもいい子達なんですよ。
仲間は私が話したことしか子どもの情報がないんだから実際とは違うイメージを持って当たり前だけど、じゃあ私は?私は子どもの何を見ていた?
私は困ったな~ということばかりに注目して、適切なところを見逃してる。困ったなと思うことはあるけれど、家族で協力して暮らしてる時間、仲良く遊んでる時間、一緒にお喋りしている時間の方が本当は多いんじゃないだろうか。どこに注目して暮らしていくのかが大事なんじゃないだろうか。
子どもの適切なところをたくさん知ってるはずなのに意識していなかったんだろうな。一日の中で困ったできごとにばかりスポットライトをあてて、そこばかり注目していたのかも。スポットライトを当てるのは、そこじゃない。子どもの適切なところ、貢献的なところに注目していこう。
そもそも困った子ってなんだ?困った子だと思ってるうちは、子どもを援助できない。
野田先生の補正項になんか関連したのがあったよね~と思って検索してみた。興味のある方はどうぞ。(小学生と中学生の母)

3月の例会報告

3月27日に3月の例会をしました。
男性3名、女性4名の参加。
初心者が多いので、エピソードとレポートの違い、エピソードとはどういうものかを確認していきました。
みんなのエピソードを聞いた後に、お一人の事例を取り上げてみんなで考えてきました。
職場の事例を扱いました(😊)/
ちょっとしたすれ違いがあっただけで、本当は同じ目的に向かって一緒に働いている素敵なお話しなんだと思います。
代替案を出した後、事例提供者さんが相手の方を語る目がやさしくてとても素敵でした。
あぁ、物語が変わったんだな~と感じました。
4月5月は「アドラー心理学にもとづく親子関係プログラム『パセージ』」開催のため、通常の例会はお休みです。

理想の子どもを手放す

『アドラー心理学を語るⅠ~性格は変えられる~ 野田俊作』を読んで学んだこと。
理想のこどもを手放す
賢くなってほしい
社交的であってほしい
明るくいてほしい
色々あると思うけれど
私はこどもにどんな風になってほしいだろう
さしあたっては
着替えや準備やできるように
なってほしいなぁ
・・とか考えたんだけれども
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育児をする場合に、理想の子どもを頭の中において
そこから目の前にいる現実の子どもを引き算して採点してはいけない。
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なんと!!わたしさきほど、ひとりであれこれできるようになってほしいと
理想の子どもを頭の中にがっつり生み出しましたよ。
理想の子どもから引き算して目の前のこどもを見てしまうと
子どもの点数はいつだってマイナスになってしまう。
子どもはくじけて、勇気を失ってしまう。
歯磨きできない息子はマイナスか?
一人で着替えられない息子はマイナスなのか?
ううん。そんなことない!
今のこの子が素敵だと思いたい!
理想の自分や子どもなんかどこにもいないんですよ
ほんとうにそうだね。私も以前は今の自分を見ず、
こうあるべきという自分ばっかり考えてたよ。
そんなんどこにもいないのに。
このことを忘れて、まるで理想がいまここに存在するかのように思い、
現実の子どもや自分を引き算しないこと。
自己受容のためには理想とか目標は邪魔になるんだって。
てなわけで理想の子どもを手放します
厳密に言えば手放すというよりは
何が現実で何が空想であるかを区別します。
たとえば歯磨きしてほしい(空想)なら
目の前の歯磨きしない息子(現実)が
どうすれば歯磨きできるかを考える。
理想の息子から今の息子を引き算して考えない。
私の家庭での目標はイライラしないことなんですけどね
これはこれで空想だとはっきり思っておいて、
イライラしちゃったら、その自分をマイナスにはせずですね、現実の自分を見て、
さ~いまこの自分をどうしましょうね~と、そんな具合に気楽にやっていこうと思ったのでした。
(4歳男の子のママ)

私の成長が垣間見えたエピソード

早く迎えにきてとギャン泣きする4歳児。
いつもはお迎え18時ごろなのですが、その日はとにかく早迎えがよかったようで
子「18時やだぁ!!早迎えがいいぃい!!」
と仕事に行く前にギャン泣き。
でもイライラせずに冷静にどうしようか考えた私の頭の中を振り返ります。
1.泣きわめく目的はなんだろう?
母といたいなのか?泣くことで母を困らせることか?
泣いてる息子を俯瞰してみると
ちょっと冷静になったりする
2.権力争いはやめようかな
私がギャン泣きの子どもに
怒りの態度を示せば
子どももマイナスの感情で反応する。
これを繰り返したら悪循環。
この状態が権力争い。
不毛な戦いは面倒だからやめようか~と
これまたなんとなく冷静になった。
3.プラスの注目をしてみる
不適切な行動に正であれ負であれ
注目を与えると必ずその行動は続きます。
不適切な行動には注目しないでおきましょうと以前教わりました。
ということでこの場面での子どものいい面を考えてみました。
「自分の意見をしっかり言えるのね」
「18時が遅いとわかるなんて時間の感覚が身についているのね」
と考えるうちに私のマイナス感情は減った。
4.「なんで?」じゃなく「どうすれば?」
なんで泣くの!でなく
どうすれば保育園に行けるかな?に考えをシフトしたら
感情的にならずに目の前の問題を解決することに集中できました。
(4歳男の子のママ)

2月の例会報告

男性2名 女性3名の参加でした。
子どもの行動が親にとって不適切な行動の時も、プラスを見る、正の注目が大切だと学びました。
子どもがワンワン泣いていたり怒っていたりすると、親はイヤだなとイライラしたり
どうにかしてあげたいと思ってハラハラしたりするけど、そんな時にこそプラスを見る!
必ず適切な面があるはずだと思って子どもを見れば、見つかるものですね♪
昨日、兄弟げんかをしていました。嫌だなという気持ちもあったのですが、
これはとても大切なことを学んでいるのではないかなと気づきました。
どうやってケンカを終わらせるのかを学んでいるのではないでしょうか。
戦争を始めるのは簡単で、終わらせるのは難しいと思います。
とても大切なことを学んでいるのだと思うと、兄弟げんかって素晴らしいなと思えてきました。
きっと子ども達で解決できると信じて、私は少し離れたところで見守ることにします。
不適切な行動をしていると見ていると、不適切な行動は増える。
適切な行動をしているとみていると、適切な行動は増える。
1日は24時間。子どもの適切な面、プラスの面、子どものいいところ、子どものストレンクスに
気づければ、どんどん適切な行動が増えて、マイナスの時間が減っていくのではないかな。
今日も子どものプラスを見つけたいと思います。
(9歳の娘の母)

「アドラー心理学でクラスはよみがえる」野田俊作

批判しないなんてわかってはいるんだけど、なんで○○しないの?
という具体的な言葉が批判になるというのははっとされました。

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わが家のエピソード
ある日のこと、4歳息子が歯磨きをしません。
私はしてほしい。
母「歯磨きする?」
子「え~まだしない~」
母「なんで歯磨きしないの?」
子「だってまだしたくないもん」
母「え~」
・・・・・・・・・・・・・・・・
これからは「どうすれば」に変えていきます。
 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
これをふまえたエピソード
母「○○ちゃん、歯磨きする?」
子「え~やだ」
母「そっか~。じゃあ、”どうすれば”歯を磨けるかな?」
子「服着替えてからやる」
母「わかったそうしよっか」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 
おお、ちょっといいかも。どうすればを考えた方がなんだか便利かも?
ちなみに紹介できなかった協力原理のための4つのポイントは

①子供を尊敬する
対等な人間であることを忘れない

②どこまでも子供を信頼する
相互信頼はまず信頼することから

③決して批判しない
ここを今回紹介しました。

④自分を好きでいられるように
 援助する

精神的な健康の最大条件は
自己受容(自分を受け入れること)
なんですって。

ここも結構はっとされたんですが、頭の中に「理想のこども」がいてそれと比較しながら見ていると「ここが足りない」と思ってばかり。

そうみていると常にこどもは親の理想の自分と比較されているので
子供の勇気はマイナス、自己嫌悪に陥ってしまう。

あ~~~私もな~~~~歯磨きひとりでしてほしいな、野菜も食べてほしいな
……ふとすると求めてしまう。いかんいかん、できていることに注目しよう。

朝まで寝てくれてる
歯磨きしてないと教えてくれる
お米は食べている、てか箸使える
料理手伝ってくれる

できてることいっぱいあるやん。

理想のこどもを考えないで、いまのこどものできていることに注目しようと思いました。
(4歳男の子のママ)

『ほめない しからない 「勇気づけ」の子育て』 オンラインzoom

性1名 女性4名の参加でした。
「子育ての目標」をテーマにみんなでおしゃべりしました。
みなさんとお話ししていて、親はいつもたくさんのことを子どもに伝えたいと思っていて、それに良い悪いはないのだと思いました。
お勉強して賢くなってほしい、みんなと仲良く暮らしてほしい、健康でいてほしい、スポーツができるようになってほしい、親の期待はいろいろありますね。
どれも素敵な親の願いだと思います。
 
親によって伝えたいこと教えたいことは違っていて、野球大好きな親は子どもが小さいときからボールを持たせ、
一緒にキャッチボールをし、テレビは野球。一緒に試合に行ったり、野球の話をしたりするんだと思います。
私は子どもが小さい時にはたくさん絵本を読んであげたし、今は漫画も小説もたくさん本棚にあります。うちでは本を読むのは良いことです。
 
家庭ごとに親ごとに子どもに伝えたいこと教えたいことが違うように、子どもごとに興味を持ってることは違います。
自分の価値観と違うものに子どもが興味を持ってるとえ~?それ?と思ってしまうけど、子どもが大切にしているものを大切にしたいです。
その上で親の期待や願いを、あたたかい雰囲気の中で伝えていきたいと思いました。
ほめるのでもなく、しかるのでもなく、甘やかすのでもない、勇気づけの子育てを目指します(^_^)/
 
不思議なことに私は、「本ばっかり読んで!」とは思わないのに、「また練習(運動部)に行くの!?」とは思ってしまいそうです。
来年上の子が中学生なので、何部に入ってもOKなのよ、決めるのはあなたよという気持ちでいようと思います(^^)
(Tより)

例会報告 2022.1.9

1月の例会報告です。
男性1名、女性1名参加でした。
母・私・息子のエピソードをもとにそれぞれの課題の整理と課題の分離について話し合いをしました。
今回は参加者が少なかったので、次回はもう少し参加者が多い方がいろんな意見が出やすいのかなと思いました。
(Mより)
ご家族が普段どんなに貢献してくれているかについて話し合いました。
困ったな~と思う家族の行動も、実は適切なところがたくさんあるのだと思います。
2人の例会でしたが、ゆったりとお話しできてよかったです。
(Tより)